2012年10月4日木曜日

母と娘のすごい親子展 


こちらは越前市にある卯立の工芸館。
和紙に関係した展示会をいつもしています。




「ちょっと面白そうなのやってるよ」
と言われ「なにがなにが???」
と行ってきました。

母娘二人展・・・
どちらさん?と思い、聞けば
桐山はす江さんと岸本ますみさんの母娘ですと。

うーん、名前を存じ上げてない・・・・と考えていると
岸本さんは「fu」の中に描き捨て御免!というページがあり、
その似顔絵を描いてらっしゃる水彩画のイラストレーターなのだとか。 
 
     ※fuふぅは福井新聞社発行のローカルの月刊誌です。
 よく喫茶店や病院、銀行などでも見かけますね


お母さんの桐山はす江さんは御年80歳。
65歳でちぎり絵を始められ、70歳でちぎり絵芸術協会認定教授となり
岐阜県で町内の女性達とともにちぎり絵を楽しんでおられます。

そのお二人の展覧会が開催されていたのです。
共に縁あって、越前和紙を使用しているということから
越前和紙の里での二人展を思いたたれたそうです。

岸本さんが卯立の工芸館にいらしていて、
ちょっとお急ぎのところを強引に引き留め取材してしまいました。
大変失礼しました。お時間ありがとうございました。


 お話中の岸本さんは、本当によく笑い、笑顔が可愛い感じの良い方でした。

 

岸本さんは、上の写真の後ろに写っている植物などの水彩画を
紙や下のようなものにも描かれています。


岸本さんの水彩画は繊細な感じがしました。
本来は水彩画家・イラストレーターなので、
抽象的な似顔絵より、本当に似ている似顔絵を
描かれるんだと思います。


武生の建物の絵も描かれていて


そう、この絵は岸本さんの作だったんです!

また、似ラストレ―ターとして


似顔絵のイラストも多く手掛けてらっしゃいます。
私が一番興味をひかれた似ラストは


両陛下です。
似ているのは当たり前なんですが、
ずーっと見入ってしまうというか、
この国の象徴なんだなあと思っちゃいました。

「この方を描くなんて私だけよね」
と笑ってらっしゃいましたが、・・・・
そうですね。目の付け所というか勇気があるというか・・・。
でも本当に良いイラストだったです。

今回は依頼があったこともあり、MO紙を使用していますが、
いつもは似顔絵は黄色ボール紙に描かれるそうです。
数年前にビートたけしの誰でもピカソに出演された時、
ビートたけしさんから、この紙に描く方が良いね、と支持されたからだそうです。



お母さんの桐山さんも、これまたすごい作品を作られます。


写真かと見間違う緻密さ!!
全部色染めされた手漉きの和紙を
ちぎって貼って作り上げています。他にもたくさん作品はあるんですが
これはもう実際に見ていただくしかないです。

「す、素晴らしいんだなっ」と、かの巨匠もつぶやきそうです。
感動後、外へ出ると和紙の里公園の川掃除を
されていました。


ジャージを着たヤングメンズは武生商業の学生さんで
「インターンシップで派遣されたんです」
と、逃げそうな鯉を捕まえながら話していました。


はー、感動と爽やかをもらいました。


残念なことに、10月8日(月)までの展覧会
とても短い期間なので、興味のある方は
ぜひ、卯立の工芸館 母娘二人展 
見にいらしてくださいね。









今立って味真野って白山ってとこを知ってもらいたくて
へたくそながら書いています。ポチッとしてしてみてくださいね
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログへ
にほんブログ村


 にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 越前情報へ
にほんブログ村


 にほんブログ村 グルメブログへ
にほんブログ村






.
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿