2013年7月3日水曜日

酒田寝装店で夏座布団づくりを見学させていただきました!

五分市町の酒田寝装店さんで夏座布団づくりを見学させていただきました!

まずは、柄合わせを考えながら生地を裁断します。
麻の入った縮み地にすすきと萩の柄が入った、とっても涼しげな生地です。

3辺を縫って袋状になった生地の上にわたを重ねてゆきます。

 
一枚の座布団に使われるわたはこんなに!!
 
まず大きく、その次はちょっと小さく。
 そして、生地のサイズに重ねられてゆきます。手際よく微調整されながらふんわりと。
 大きく広げられたわたで重ねられたわたをすっぽり包みます。
ここが要!角づくり。こちらもすいっすいっと流れるように指先をすべらせ、
 ぴーんと反りあがった角がみるみるうちに現れました。
 
あの3枚のわたがあっという間に座布団型に!

見とれる間もなく、生地がかぶせられ、


 ここで角をしっかりと生地に詰めて、
 ぴーんと張った角が登場!!
 
残りの1辺を手縫いで纏り、
 真ん中の部分と4つの角をとじて、わたを固定します。
 
この立ち上がった角が、手作りであることの証明。機械ではこうならないそうです。
 
 出来立てほやほやの手作り座布団!見るからに弾力がありそうですが、実際あります!
 
そのまま飾っておきたくなるような佇まいですが、使って使って弾力がなくなってきた頃に、また作り直すことが出来るのも手作りわた布団のいいところ。

 縁側でお茶のみ用にいかがですか?

寝具製作技能士である酒田さんは、お客様それぞれの状態に合わせた布団、枕の相談にも丁寧に対応してくださいます。
また、手作りならではの着物リメイク布団も注目ですよ!



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