2014年6月30日月曜日

7月で開業一周年の淇香堂(きこうどう)さんをリポート!

6月27日 ユース今立店敷地内の淇香堂さんにて、2度目の台湾式経絡松筋(そうきん)療法の取材をしてきました。

以前、美顔松筋療法を体験された方で、今回は松筋療法60分コースです。

では、スタート。!!
本来はうつ伏せの姿勢ですが、妊婦さんのため、座った姿勢で施術を受けます。
まずは、肩のラインをかっさでマッサージ。それから背中の肩甲骨のラインに沿ってマッサージ。


だいぶ凝っているようで、かっさでマッサージすると赤くなります。血流が悪くなっていたんですね。

次は首です。こちらもかっさで念入りにマッサージ。

 
やはり首も凝っています。『ストレスが溜まっていますね』・・・と、先生。
ちょっとお疲れかな?お腹に赤ちゃんがいると、いろいろ気を使いますしね。

今度は仰向けの姿勢で、足先から太ももにかけて、老廃物を流すように優しくマッサージです。


そして、手のひら・・・。ここにも凝りの症状が現れているそうです。


通常は凝りの具合に応じてマッサージするのですが、妊婦さんにはあまり負担をかけないように、軽めに施術していきます。
それでも凝りもほぐれてきたようで、『体が軽くなった』・・・との感想。

続いては、美顔マッサージへ。
少し寝不足だったようで、左もまぶたが腫れぼったく、一重になっていました。

保湿・美白効果のあるクリームを塗って、かっさで顔全体の筋肉をほぐしていきます。
腫れていた左まぶたは、少し念入りにマッサージ。老廃物を流していきます。


次は松筋棒を使って、顔全体を経絡に沿ってぐりぐり!!『イタ気持ちいい~!』


最後は、耳です。松筋棒で、左右の耳の周辺をぐりぐり!!『う~~!!』


これで60分コースの終了で~す!

全身の凝りもほぐれ、腫れぼったかった左まぶたもスッキリして、二重に戻りましたよ♪
お腹の赤ちゃんも、ママがリラックスできて、きっと喜んでいるでしょうね?!

淇香堂さんでは、7月22日~8月22日までの1ヶ月間、開業一周年記念キャンペーンをやってます。お得な料金で施術を受けられますので、一度体験してみてはどうですか?








2014年1月10日金曜日

和塗師(わぬし)宮森昭宏さんに金継ぎを教わりました!

越前市赤坂町にアトリエを構える、和塗師(わぬし)宮森昭宏さんを訪問しました!
宮森さんは蒔絵をより身近なアイテムに施して、越前漆器の魅力を全国・全世界に発信されています!
飾っておくより、使いたくなる蒔絵アイテム。
 
さて、まず教わった漆のお話。

軒下や木にぶら下がっている蜂の巣がなぜ落ちることなく風雨に耐え得るのか。
あの根元を固めているのが、実は漆だというのです!
その昔、それを発見した石器時代の人々が、狩猟に使う矢じりに接着材として漆を使い始めたといいます。
現在では、漆というと装飾用というイメージが強いのですが、実は接着剤としての歴史の方が古いのです。

金継ぎとは、割れたり欠けたりした陶磁器を漆で接着し、継ぎ目に金、銀、白金などの粉を蒔いて装飾する修理法。修理後の継ぎ目を「景色」と呼び、その趣をも楽しむという日本人ならではの美意識から生まれた方法です。室町時代の茶の湯の世界から始まったといいます。
さらに、漆は植物由来の接着剤なので、食器に使用しても安心というエコ素材!注目です。

用意するもの

 ・生漆 
 ・強力粉(中力粉) 
 ・水 
 ・へら
 ・爪楊枝 
 ・カッター(刃のやわらかいもの)
 ・細筆 
 ・金粉(銀粉、合金など) 
 ・真綿 
 ・化粧筆 
 ・お盆
① 小麦粉と水を混ぜ、耳たぶくらいの硬さになるまでよく練ります。
② ①に漆を混ぜます。
割れた器。
③ 爪楊枝で②を断面に塗ります。
④ 接着します。
※このときの漆の状態。しっかり粘りがあります。
⑤ 接着面が他に触れないように固定します。今回はクリップを使用。
⑥ 湿度を保つため湿らせた段ボール箱に⑤を入れます。段ボールが乾かないよう、こまめに霧吹きで水をかけながら、約一ヶ月間かけて乾燥させます。
⑦ 乾いたらはみ出した部分をカッターで削ります。
⑧ 同じ手順で本体と⑦を接着し、乾燥させます。爪で弾いてみて、修理した部分と本体が同じように響けば乾燥完了。
⑨ 継ぎ目に沿って、細筆で漆をのせます。
⑩ お盆に金粉を用意します。
⑪ 漆をのせた部分に、真綿や化粧筆で金粉を蒔きます。
⑫ 湿らせた段ボールで3日~4日乾かして出来上がりです。使用も可能。
 
 漆というとやはりかぶれが気になります。聞くところによると、作業中は集中しているので手に漆が付いてしまうことは少ないそう。危ないのは、片づけ時。作業はビニールの上でおこない、出来るものは使い捨てにして、まるごと包んで処分するのもいいかもしれません。
 
割れてしまったお気に入りの器も金継ぎが出来れば蘇ります!それも自分だけのオリジナルになって。
是非お試しください。
 
宮森さんありがとうございました!
 
 
 
              
                                                 

 
 
 
 

2013年12月17日火曜日

東部醤油さんを訪問しました!

粟田部町の東部醤油さんを訪問しました!


東部醤油さんは、もともと5つの製造元が戦後の物資不足の時代に合同で始めた会社だそうで、
工場が粟田部の東側に位置しているところからこの名前がつけられたそうです。
現在は、そのうち2社の親族の方々5名で営まれています。

工場内はお醤油の香りでいっぱい!
大豆の香りも漂っています。

こちらの工場では生揚(きあげ)醤油の状態から加工がはじまります。


生揚醤油とは熟成させたもろみを絞ったもので、麹菌などの微生物がまだ生きている状態。
栄養満点ですが、市販用にはまず殺菌、そして味付けが必要になります。

この機械で加熱します。
中には高温の蒸気が流れていて、醤油が間を通って加熱されてゆきます。
こんな風に樽と繋がっていて醤油を循環させながら85℃まで徐々に温度を上げます。
冬、約4500リットルの冷たいお醤油を温めるのにはかなりの時間がかかります。
この日も朝8時頃に始めて、85℃になったのが12時過ぎ。
 
その間に味付けがされます。今回は甘露です。
現在、味付けを担当されているのはご主人お一人。
糖蜜が入ったこの缶はなんと24kgもあるそうで、かなりの重労働。
しかしながら、同量の材料でも入れるタイミングで出来上がりの味が変わってしまうそうで、やはり相当の経験が必要のようです。
「そろそろ伝えなあかんのやけど」とご主人。
 
殺菌&味付けが完了すると、隣の樽へ移し冷まします。
樽と樽はこのようなパイプで繋がっているので、醤油の移動は思ったより楽。
それでも4500リットルを移すのには30分かかるそうですが。

 
出来たてのお醤油を味見させてもらいました!湯気が立ってます!


いつものお醤油を温めたのとは違って、まさに若々しい味という感じ。
これから一週間から10日間かけて冷ますとこくっとした深い味にまとまるそうです。
 
こちらは濾過をする機械。
中には布が張ってあり、しっかり不純物を取り除きます。
 
洗濯後の布。

 
さて、こちらが出荷を目前に控えたお醤油。
加工場からパイプを通って充填場に移動してきました。
こちらでは半自動の機械でドクドク瓶詰め。


いっぱいになったら外して、蓋をのせてベルトコンベアーへ。
ガチャンと蓋を固定。年季の入った機械ですが、さらに手動だった時代のものが残されていました!(写真右)
やはり手動の道具は良いですね。
 
ただ、こちらのラベル貼り機は自動ですが良いです!

コロコロと糊をつけられ、ラベルの裏の端っこにペタ。
そのまま一枚下ろしてきて、真ん中を押さえて両脇からすり抜ける!

無駄のないシンプルな仕事ぶりにしばらく見とれてしまいました。
 

仕上げはやはり人の手で。
きれいに拭かれて、出来上がりです。
 
 物資不足の時代、お取り寄せなんて簡単に出来なかった時代から、地元の食卓を支えてくれているお醤油。
このラベルの昭和の香りがとても愛おしくなりました。
 
この甘露はお餅にとってもよく合います!これから出番が多くなりそうですね。
直売もしてらっしゃるのでお近くにいらした際にぜひ訪ねてみてください!
 
 
 
 
 
 
 
 




2013年11月18日月曜日

赤藤細巾織物工場さんを訪問しました!

南中山地区にある赤藤細巾織物工場さんを訪問しました!

どこかで見たことのある、どこか懐かしいリボン。
 このリボンを作られているのが赤藤細巾織物工場さんなのです!

工場に入ってまずドキッとしたのが、このカラフルさ!
それぞれの機械に様々な色の糸がかけられています。

このカラフルなポリプロピレンの糸は、岐阜県からやってきます。
まずは、工場2階の整経機(経糸を整える機械)へ。

縦に置かれ上方につぅーっと糸が引き出されて、リボンの経(たて)糸が巻き取られてゆきます。
ちなみにこちらは、平たい糸を整経する機械。
断面が丸い糸と違い、ねじれると光の反射で織りあがりが綺麗に見えないため、このように横に置かれてねじれないように糸が引き出されています。

そして、こちらの機械では横糸を整えます。

右上部からいくつか芯を入れて溜めておきます。芯が回って一本巻き終わると糸がプチッと切られます。そして、巻き上がった芯は自動的に外されて次の芯に入れ替わります。コトン。


 こうして整えられた経糸と横糸が織機にかけられ、カラフルなリボンが織られてゆきます。
巾は12mm、24mm、36mm、48mmの4段階、色は6~7色バリエーションがあります。

赤藤細巾織物工場さんでは、広巾に織った生地を切断するのではなく、最初から細巾で織られるので、耳が美しく仕上がるのだそうです。後染めではなく、水に強い色糸を使用しているので、色落ちの心配もないとのこと。
このリボンが長い間色んな場面で使われている秘密かもしれません。


最後に、織りあがったリボンを30mずつに裁断して、

くるくる回る円盤の上でロール巻になり、
手際よく積み上げられて、10巻きずつフィルムに包まれたら包装終了!
いつ注文があっても即対応できるように各色、各巾の在庫が準備されています。
それが取引先との信頼関係に繋がるのだということ。



大正時代から3代続く赤藤細巾織物工場さん。
本日も親娘3人最高のチームワークでリボン作りをされています!